【てこ】生体力学について知って鍛えよう④【レバーアーム】

柑九郎
柑九郎

皆さんこんにちは!TOLの伝道師、松波柑九郎です。

気分が乗らない時は、行動してみましょう。

モチベーションは行動から始まります。

本日は生体力学の「てこ」について語っていきますね。

生体力学とは「運動学」「動作学」「運動力学」を合わせた学問になります。

運動学:動きの要因を考慮しない、動きそのものの学問…物理、エネルギー運動量

動作学:科学的な人間の動きに関する学問…メッセージ性、ジェスチャー

運動力学:動き全般に関する学問…規則性、慣性の法則、作用・反作用の法則

生体力学:身体がどのように動くのか、その動きが内的要因(筋肉)なのか、外的要因(外部からの負荷、活動を伴う荷重)による動きなのかに関する学問です。

物理の法則を人間の身体に応用したもので、身体は関節を軸として筋肉の収縮した方向へ動きます。

並進運動や回転運動など運動の種類についてはコチラ

ニュートンの法則についてはコチラ

スカラーやベクトルなど運動を表す用語についてはコチラ

トルクやモーメント長といった回転運動についてはコチラをどうぞ。

それではてこについて知って鍛えていきましょう!

■てこ(梃子)てことは弱い力で重たいものを動かしたり、小さな運動を大きな運動に変換する物理。
・身体運動では「力の効率」や「負担度」を考える為の科学的な知識。
・力が2点に加えられることで、3点目が回転するとき、その力や動きを伝えたる。
支 点てこが回転する中心(関節)。
力 点:力のかかる点(筋肉の付着部)。
作用点:加えられた力によって、その力が作用している点(ダンベルなど、力点の反対の筋肉の付着部)。

僕たちが、筋肉を使って持ち上げる行為は、てこを利用しているんです。

■レバーアーム(モーメントアーム)
・「支点」から「力点」、もしくは「作用点」までの間を指す。
レジスタンスアーム:「支点」から「作用点」を指す。
・エフォートアーム:「支点」から「力点」を指す。

てこには3種類あり、支点、力点、作用点の位置が異なります。

■第1種のてこ
・「支点」が「力点」と「作用点」の間にあるてこ

■第2種のてこ
・「作用点」が「支点」と「力点」の間にあるてこ
※最も効率のいいてこだが、身体運動ではほとんど存在しない。しいて言うならカーフレイズ。

■第3種のてこ
・「力点」が「支点」と「作用点」の間にあるてこ。
※関節のほとんどはこの種類。

てこの原理が僕たちの身体に!って不思議ですよね。

筋トレとは、非効率に筋肉に負荷を与える行為です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回も皆様のTOL(トレーニングオブライフ)が向上できるお話をさせていただきます!

お楽しみに♪

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