【開放性】生体力学について知って鍛えよう①【閉鎖性】

知識
柑九郎
柑九郎

皆さんこんにちは!

僕はTOLの伝道師、松波柑九郎です。

寝汗で溺れそうな毎日…。

本日は生体力学の運動の種類について語っていきますね。

生体力学とは「運動学」「動作学」「運動力学」を合わせた学問になります。

運動学:動きの要因を考慮しない、動きそのものの学問…物理、エネルギー運動量

動作学:科学的な人間の動きに関する学問…メッセージ性、ジェスチャー

運動力学:動き全般に関する学問…規則性、慣性の法則、作用・反作用の法則

生体力学:身体がどのように動くのか、その動きが内的要因(筋肉)なのか、外的要因(外部からの負荷、活動を伴う荷重)による動きなのかに関する学問です。

物理の法則を人間の身体に応用したもので、身体は関節を軸として筋肉の収縮した方向へ動きます。

ニュートンの法則についてはコチラ

スカラーやベクトルなど運動を表す用語についてはコチラをどうぞ。

てこについてはコチラ

トルクやモーメント長といった回転運動についてはコチラをどうぞ。

それでは運動力学の種類を知って鍛えていきましょう!

並進運動
・物体や身体の一部の、向きを変えない直線的、曲線的な動き。
回転運動
・物体や身体の一部が、ある固定された回転軸の周りを円弧を描くように動く運動。
・身体の関節では肘などの蝶番関節

筋トレとは上記の並進運動回転運動を合わせたものになります。

筋トレの動作には単関節運動と、複合関節運動があります。

単関節運動
・1つの関節が、その関節軸を中心に動くアームカール、レッグエクステンション、サイドレイズなどの動作
複合関節運動
・複数の関節が、同時に動くスクワット、ベンチプレス、デッドリフトなどの動作

運動では手足が自由に動く開放性運動連鎖、手足が固定されている閉鎖性運動連鎖などがあります。

開放性運動連鎖(OKC)
・手や足の先が固定されておらず、自由に動かせる環境(アームカール、サイドレイズ、ベンチプレスなど)での動作
・マシン種目や、リハビリ種目に多く、手足が固定されていないので、自由に動かせる。
・負荷の動作範囲をコントロールできるので、特定の筋肉や関節を狙える。
・ただし、直接的な身体機能の改善には結びつきにくい。
閉鎖性運動連鎖(CKC)
・手や足の先が静止している、または物体に固定された状態(スクワット、腕立て伏せなど、エアロバイク)での動作
・手や足が床に接している点など、地面からの反作用を受けるので、日常生活、スポーツの動きにいている。
・複数の筋肉や関節を動かすので、スポーツパフォーマンスの向上に効果的である。
・ただし、動きや動作が複雑。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回も皆様のTOL(トレーニングオブライフ)が向上できるお話をさせていただきます!

お楽しみに♪

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