【インスリン】血糖値について知って鍛えよう!【GI値】

栄養
柑九郎
柑九郎

皆さんこんにちは!TOLの伝道師、松波柑九郎です。

ウォーキングコースの猫ちゃんに挨拶するのが日課!

でもここ一週間、ずーっといなくて寂しいです。

皆さんは【血糖値】を気にしたことあるでしょうか?

血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)濃度のことなんですが

実はダイエットや筋トレ、ボディメイクに関わってくるんです。

本日は、この血糖値について知って鍛えていきましょう!

〔もくじ〕
Ⅰ.血糖値とは
Ⅱ.血糖値と体重の関係
Ⅲ.血糖値と筋トレの関係
Ⅰ.血糖値とは
血糖値とは血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度の事です。
食事から摂取した炭水化物や糖類は、口内や胃で細かく消化され、ブドウ糖になります。
その後、小腸で吸収され血液に運ばれ、膵臓で分泌されるインスリンというホルモンの働きで肝臓や筋肉に取り込まれます。

白米、パン、うどんなど日本人が主食とするものはGI値の高い食品が多く、血糖値が上がりやすいのです。GI値とはグリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略称で、食後の血糖値の上昇を表す指標として使われます。

食後に上がった血糖値は、インスリンの分泌により血糖値を下げ、正常値を保とうとしてくれます。この時、血糖値を下げる以外にも脂肪が作られたり、脂肪の分解を抑制するなど肥満の原因となります。
また、血糖値が急に上がったり下がたっりする様な乱高下をジェットコースターとも言い、この状態が慢性的に続くと、インスリンの分泌が追い付かなくなり、糖尿病を招く可能性があります。
ご飯を食べた後、頭がボーっとしたり眠くなっりするのは、上昇した血糖値が下がっているときです。

※GI値に関してはコチラの記事で扱っています。

Ⅱ.血糖値と体重の関係
血糖値がというよりも、インスリンというホルモンが関係してきます。

インスリンは糖の代謝を調節することが主な働きで、末梢組織、特に筋におけるグルコース取り込みを促進し、血中グルコース濃度を低下(血糖値の低下)させる働きをしてくれます。
また、インスリンの分泌量が低下することが、糖尿病の原因の1つになります。
インスリン欠乏に起因する糖尿病を1型糖尿病といい、インスリンは分泌されていても筋の反応が低下することが原因で起こるものを2型糖尿病といいます。
この2型糖尿病は肥満が原因で発症することがあります。

血糖値が高い状態なのにインスリンが少ない場合や、インスリンがうまく働かずブドウ糖をエネルギーとして利用できない時、脂肪や筋肉をエネルギー源として分解してしまい、体重の低下が起きます。
糖尿病の方が脂肪や筋肉も少なく、痩せ細っているのはこの為です。

肥満になると、動きづらい身体、動脈硬化、高血圧、糖尿病などのリスクがあります。
正常な体重は健康を保つ為に必要不可欠なのです。

Ⅲ.血糖値と筋トレの関係
筋トレをすると、血糖値が上がり空腹が抑えられます。
詳しく言うと、筋トレなど運動をすると、肝臓のグリコーゲンがエネルギーとして使われ、一時的に血糖値が高くなります。
食事を摂取すると血糖値が上昇するように、運動をしても血糖値が上がるので、身体は勘違いを起こし食欲が低下するのです。

また、運動後は食欲増進ホルモン【グレリン】の分泌が低下し、お腹が空いていても空いたと感じなくなります。
このグレリンは運動強度が高ければ高いほど分泌量は低下し、この効果は運動後、1時間は持続するといわれています。

お腹が空いたら軽く運動をすると、血糖値が上がり食欲が減退するだけでなく、余分なエネルギーが燃焼してくれるのでダイエット効果も期待できます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回も皆様のTOL(トレーニングオブライフ)が向上できるお話をさせていただきます!

お楽しみに♪

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