【体温調節】水について知って鍛えよう!【栄養運び】

栄養
柑九郎
柑九郎

皆さんこんにちは!

外に出るだけで汗が滝のように流れます…

私がTOLの伝道師、松波柑九郎です。

皆さん!!水分摂ってますか?

水はすごくっ大切なんです!

栄養なないけれど、僕たちは水がないと生きられません。

本日は水の事を知って鍛えていきましょう!

まずは身体に対する水の働きを解説しますね。

人間の身体の水分量は成人男性で60%成人女性で55%といわれています。

また、太っている人は痩せている人よりも、水分量は少ないみたいです。

代謝も水分量に関わり、新生児で80%、乳児で70%、高齢者では50%と、加齢に伴って細胞数が減少し、細胞内液は高齢になると10%減少していきます。

ちなみに体内の水分は体液と呼ばれます。

体液には血液、細胞内液、リンパ液、組織液といったものがあります。

体内の水分構成は細胞内40%、たんぱく質20%、脂質15%、組織液など15%、血液5%、ミネラル4%、糖質、その他が1%となっています。

人間の身体の半分以上は水分なんですね。

それではその水は1日当たり、どのくらい摂取っすればよいのでしょうか?

■1日に必要な水分量は2~3ℓ
およそ2~3ℓが1日に必要な水分量と言われています。
摂取する水分があれば、排出する水分もあります。それは体内で不要となった水分で、汗、尿、呼吸などにより排出されていきます。
この摂取水分と排出水分のバランスは、健康であれば等しくなります。
1日に摂取した水分の60%は尿から排出されます。老廃物を十分に出し切るためには、最低400~500mlの水分が必要です。これを不可避尿と言います。

水分は私の身体になくてはならない存在と言われますが、どのような働きをしているのでしょうか?

■水分の働き
水分の働きはたくさんあります。
●栄養素や酵素を運ぶ
栄養素や酵素は血液、リンパ液に溶けて運ばれます。
不要になった老廃物は腎臓でろ過されて、尿として排出されます。

●浸透圧、pHを一定にする
体内の水分は電解質(イオン)が溶け込み、細胞内外の浸透圧やpH値を一定に保つ働きをします。
電解質(イオン)とは、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが水に溶けて電気を帯びた状態で、陽(+)イオンや陰(-)イオンになります。体内では浸透圧の調整や筋肉の収縮、神経の伝達に必要です。

●体温調節
水分は体温を調節してくれます。
身体は大量の水分を含みんでいるので、外気温に影響を受けないよう、暑ければ汗をかくように体温を調節し、一定に保とうとしてくれます。
水は水蒸気になるとき大きな熱量を発し、汗が皮膚表面から蒸発するときに熱を奪ってくれます。これは気化熱(液体が気体になるとき周りの熱を吸収する現象)によって体温を調整してくれているのです。

では水分が不足したり、多くなると、身体にはどのような影響が出てくるのでしょうか?

■水分が不足すると
水分が不足すると脱水が起こります。
汗をかくとナトリウム(塩分)より、水分の損失の方が大きく、体液が濃縮されて細胞外液の浸透圧が高くなります。すると、血中ナトリウム濃度が上昇し細胞内液の水分が細胞外に移動してしまいます。これを水欠乏性脱水と言います。

■水分が過剰になると
水分が多くなると起こるのが浮腫むくみです。
主にナトリウムの排出障害時に見られます。食塩の摂取過多やナトリウム不足などが原因で、細胞間液などにナトリウムイオンが増え、そこに水分が移動して溜まった状態です。
ただし、腎障害や胆障害の低たんぱく血症などでも浮腫は起こります。

水分は一定の量を維持することが大切です。

運動・からだ図解 栄養学の基本

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回も皆様のTOL(トレーニングオブライフ)が向上できるお話をさせていただきます!

お楽しみに♪

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